公園の概要

自然を存分に楽しめる小泉潟公園

噴水秋田市金足にある秋田県立小泉潟公園は、南北に広がる男潟と女潟(湿原植物群落の県指定天然記念物)を中心に、小高い丘陵地を組み合わせ、広大な自然を巧みに利用しながら整備されています。
散策やレクリエーションの場として沢山の県民が訪れます。公園内は「教育環境」「レクリエーション」「水辺保全」の3つに分けられます。

教育環境ゾーン

県立博物館や日本庭園の水心苑、菖蒲園、女潟があり、秋田県民の歴史と感性を実感できます。
■水心苑
水心苑昭和54年4月に開園した水心苑は、秋田県では初めての本格的な林泉廻遊式日本庭園です。
ゆっくりと散策が楽しめるように設計されており、当時皇太子・同妃殿下のお手植えの松や水芭蕉園、池、滝、眺望台など、時空の変換の中で変わりゆく庭を楽しむことができます。
「足引きの 山田に落ちて 行易くも身はなりにけり」
本県の誇る農聖石川理紀之助翁が詠まれた一首から「水心苑」と名付けられました。

レクリエーションゾーン

芝生の多目的広場やグリーンスロープ、子供でいっぱいの大型遊具、バーベキュー広場、噴水広場、野外ステージ、テニスコート、サイクリングロードと、自由に公園を楽しめる人気のゾーンです。

公園■キャッチボールができる公園
小泉潟公園は、東北で唯一キャッチボールができる公園として選ばれました。
キャッチボールは、単にボールを投げるのではなく「ボールと一緒に心もやりとり」するものです。親子の会話そのもなのです。
キャッチボールを通して子供の社会性の育成、ふれあいの促進、健康増進に役立てることにより、健全な青少年の育成に資すると共に、公園の利用促進の一環として、野球関係者をはじめキャッチボールの共通認識を高めたいと思っています。

水辺保全ゾーン

白鳥水辺広場と男潟があり、景色を見渡せる散策路や芝地、多目的広場が整備されています。釣りや水鳥の観察など、地元の人の利用が高いエリアです。

公園概要データ

公園施設名 公開日時
水心苑(日本庭園) ■04月1日~05月31日まで 午前9時~午後5時まで
■06月1日~08月31日まで 午前9時~午後6時まで
■09月1日~10月31日まで 午前9時~午後5時まで
■11月1日~11月30日まで 午前9時~午後4時まで
テニスコート ■04月1日~05月31日まで 午前9時~午後5時まで
■06月1日~08月31日まで 午前9時~午後6時まで
■09月1日~10月31日まで 午前9時~午後5時まで
■11月1日~11月30日まで 午前9時~午後4時まで
パークセンター ■01月4日~12月28日まで 午前9時~午後5時まで

■計画決定面積:170.1ha ■開設面積:63.7ha ■博物館前庭駐車場:7.2ha ■日本庭園(水心苑)、菖蒲園:6.8ha
■噴水広場、花木園:8.1ha ■多目的広場、野外ステージ、エントランス広場:4.3ha
■グリーンスロープ、テニスコート:7.1ha ■健康広場(フィールドアスレチック):2.5ha
■森林浴広場:6.9ha ■小球技広場、藤の岬、パークセンター前広場:2.9ha ■湿性広場:5.2ha ■林間広場:4.4ha
■鎮守の森:1.0ha ■水辺広場:3.5ha ■男潟広場:1.9ha ■語らい広場:1.9ha

日本庭園(水心苑)概要データ

2009年(平成21年)に開園30周年を迎えました。
【水心苑のあゆみ】
水心苑は県立小泉潟公園の中枢をなす博物館と一体化した本県初の林泉廻遊式日本庭園として、昭和51年築庭に着手。
小畑勇二郎知事は、造る以上日本庭園の最高の技術者を招いて一流のものにしようと、わが国造園界の権威田治六郎農学博士を招き、昭和52年4月より設計指導を仰ぎました。
昭和53年10月8日には、第二回全国育樹祭にご来県中の当時皇太子殿下、同妃殿下(今上上皇上皇后両陛下)が水心苑にお立ち寄りになり、地域の子どもたちとともに記念植樹をされました。
水心苑は、3年の歳月と10億円の工費をもって昭和54年4月25日に開園を迎えました。
四季折々の景観が人々に愛され、平成20年には150万人目の来年者を迎え、平成21年4月で開園30年となりました。

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